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「こんな空間をつくりたい」白木の魅力を最大限に活かす店舗デザイン|時間が経つにつれて変化する自然の美しさ

「こんな空間をつくりたい」白木の魅力を最大限に活かす店舗デザイン|時間が経つにつれて変化する自然の美しさ

店舗を訪れる人が「落ち着く」「心地いい」と感じる空間には、必ず“素材の力”があります。
中でも白木を使ったデザインは、ナチュラルで清潔感がありながらも、時間が経つにつれて色合いや質感が変化し、店舗に「味わい」と「温もり」を与えてくれます。

しかし、「どんな木材を選べばいいの?」「白木は汚れやすいんじゃない?」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「こんな空間をつくりたい」その想いから始まった白木の改装プロジェクトをもとに、白木を店舗デザインに取り入れる際のポイント、時間とともに変化する色合いの魅力、カフェバーのような心地よい雰囲気を生み出すコツをわかりやすく解説します。自然の素材がもつ力を最大限に引き出し、「長く愛される空間」をつくりたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

「こんな空間をつくりたい」その想いから始まった白木の改装プロジェクトとは

プロジェクトのきっかけと背景

「こんな空間をつくりたい」その想いから始まった白木の改装プロジェクトは、来店者が自然体で過ごせる場をつくることを目的に立ち上がりました。人の滞在時間が長い店舗ほど、視覚と触覚にやさしい素材が求められます。白木はその条件を満たし、ブランドの世界観を素直に伝える媒体として最適でした。

白木を選んだ理由

白木は、明度が高く反射率にも優れるため、照明の量を抑えつつ空間全体を明るく見せられます。塗装で覆い隠さない分、木目の表情がダイレクトに伝わり、清潔感と温もりが両立します。経年で飴色へと穏やかに変化する特性は、使い込むほどに魅力が増す「育つインテリア」を実現し、再訪理由の一つとなります。

白木の魅力|時間が経つにつれて変化する自然の美しさ

白木がもたらす明るさと温もり

白木は素材自体が柔らかなトーンを持ち、空間のコントラストを和らげます。壁やカウンター、什器に用いると、陰影が浅くなり、肌や商品の見え方が自然で健康的になります。結果として、写真映えだけでなく、実際の滞在体験が心地よくなります。

経年変化で味わいが増す理由

リグニンやタンニンなど木材に含まれる成分が紫外線や空気に触れることで徐々に酸化し、色味が深まっていきます。この変化は均一ではなく、光の当たり方や手の触れ方で差が生まれ、店舗の歴史が表面に刻まれます。人工的なエイジングとは異なる、唯一無二の質感が信頼感を育てます。

白木の色合いの変化を楽しむための工夫

光と陰影を活かした演出法

直下照明だけに頼らず、壁や天井で反射させる間接光を併用すると、白木の繊細な木目が立体的に見えます。朝夕で色温度の印象が変わるため、調光調色機能を持つ器具を採用し、営業スタイルに合わせて微調整できるように設計します。

カフェバーのような落ち着きと上質さを両立するデザインのポイント

素材と照明のバランスで雰囲気をつくる

白木の明度に対して、金属、レザー、ファブリックで中間〜低明度を差し込み、光沢とマットの質感差で奥行きを与えます。照明は水平面を明るくし過ぎず、垂直面を柔らかく照らすことで、顔周りが美しく見える環境をつくります。

実際の施工プロセス|チームで創り上げた“想いのかたち”

職人が大切にしたこと

白木は小さなミスが目立つため、継ぎ目の位置や木目の流れを事前に共有します。運用側の清掃動線やストック配置も設計段階から組み込み、完成後のメンテナンス負荷を下げました。日々触れる場所こそ最高品質にする、という合意が全体の統一感を生みます。

さらに今回の改装では、樽を真っ二つに初めて切断し、ディスプレーとしてワインの世界観を強く引き立てるインテリアを提案しました。
その大胆な発想にオーナー自身も心を動かされ、今後この樽をどのようにカスタムしていくのか──その姿を見届けるのも、私たちの大きな楽しみのひとつです。

細部までこだわったディテールデザイン

見切り材の厚み、手掛かりのR、天板の小口処理など、ミリ単位の調整で触感を整えます。白木の繊細さを損なわないよう、金物は見え方と機能の両面で最小限に抑え、必要箇所のみアクセントとして露出させます。

白木を使った店舗デザインで得られる効果と今後の展望

店舗ブランディングへの影響

白木の清潔感と温もりは、写真や動画での発信に強く、オンライン上の第一印象を底上げします。経年とともに変化する色合いは“歴史”として蓄積され、リニューアルを繰り返すよりも、ブランドの記憶を育てる資産となります。

サステナブルな素材としての魅力

適切に管理された木材を選べば、更新性と再生性を備えた内装が実現します。表層の張り替えや部分補修で寿命を延ばせるため、廃材の削減にも寄与します。長く使うほど価値が増す素材は、環境配慮と経済合理性を両立します。

まとめと新宮建設からのご挨拶

「こんな空間をつくりたい」――その想いをかたちにするために、私たち新宮建設は素材の一つひとつ、光の入り方、そして使う人の心地よさまで丁寧に向き合ってきました。
白木のように、時間とともに美しく変化し、愛され続ける空間をこれからも提案してまいります。

店舗づくり・空間改装をご検討中の方へ、私たちは“想い”を形にするお手伝いをいたします。
どんな小さなアイデアでも、ぜひ一度ご相談ください。
皆さまの理想の空間が、長く息づく場所となることを心より願っており

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