今回は新たに始まったリフォーム現場です。
築年数が経っている建物で、タイル張りの浴室とキッチンの改修を行います。

まず浴槽の解体作業からスタートしました。

ビフォー写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれますが、これはすでに浴槽を撤去した状態の様子です。

普段なかなか目にすることのない内部構造が露わになっています。

解体といっても、壊すだけではありません。残す部分もあるため、慎重に、必要な箇所には一切傷をつけないよう細心の注意を払って進めていきます。
室内を汚さないよう、しっかりと養生し、土砂の搬出も丁寧に行います。

土砂の中には、土だけでなく瓦の破片なども混ざっていて、これは昔ながらの工法の名残でしょうか。

先人の知恵を感じますね。

とはいえ現代では、これらをしっかり分別して処分する必要があります。
ただ壊すだけではなく、環境への配慮も大切な仕事の一つです。

解体が終われば、いよいよ新しい浴室の設置です。
今回は「白」と「木目」を基調としたユニットバスを採用。
清潔感に加えて、木目の壁が空間にぬくもりを与えてくれます。

機能面も充実しており、浴室乾燥機、追い焚き機能、簡単に高さ調整ができるシャワーフックなど、使いやすさを意識した仕様です。
転倒防止用の手すり、収納可能な蓋、温もりある照明、そして広々と使える引き戸もポイント。

細かい部分まで、お客様の使いやすさを考えて設計されています。

「暮らしを快適にする空間づくり」
その想いを込めて、ただ作業をこなすのではなく、完成後の生活をイメージしながら、心を込めて施工しています。
この浴室が、毎日の疲れを癒す、心地よい空間になりますように。

次回はキッチンのリフォームの様子をご紹介します。お楽しみに！

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